∅。. " 地球さんぽ " シリーズ Link 一覧 .。⋆✈∅ SNS Link 🔗

フルイドアートとは?

フルイドアート って??

恐らく、一般的には聞きなれない方が多いかと思いますが、
最近、日本でも大人気の “アルコールインクアート” をご存じの方や、
そもそも、このBlogに訪れている方は、
聞いたことがあったり、
既に、検索してご存じの方もいらっしゃるかと思います。

𝓡𝓲𝓴𝓪

こんにちは!
” 地球さんぽ Art Lab. ” の Rika です!(*’ー’*)ノ
ご訪問ありがとうございます♪

「フルイドアート」とは、
英語で書くと「Fluid Art」
本来の読み方は、「フルイッド アート」と呼ぶらしいですが、
日本人には「フルイドアート」の方が定着しているようです。

Fluid とは、

流体、流動体、流動的な、流れるような、固定されていない
液体だけに限らず、液体や気体、液体と気体が混ざった物、さらに個体も混ざった混相流体も
形がはっきりしていなくて傾けると流れちゃうもの

ということから、

フルイドアートとは、一言で言うと、
液体の流動性を活かした新感覚のアート ༄𓈒𓇢

他にも、「Flow(流れ) Art」や「Liquid(液体)Art」とも呼ぶそうです。

元々は、海外で大人気なアート技法の1つで、
普段、私たちが絵を描くイメージ
(紙やキャンバスの上に筆やペン等を使って描く)の概念を覆す
とても、ユニークで自由で、理論的なのに決まった形がない
無限の可能性を秘めたアートだと思います。

フルイドアートは、色んなアート技法や画材をミックスして
アーティストさん独自の作品を生み出すこともあり、
Mixed Media Art (ミックスド メディア アート) とも呼ばれるそうです。
ミックスするものによって、製作工程も、作風も様々で、
正式な型名にはめられないほど、自由なアート。

そのため、使用する画材の違いによって
主に下記の3種類の名称で使い分けられています。

  1. Alcohol Ink Art(アルコールインクアート)
  2. Resin Art(レジンアート)
  3. Fluid Acrylic Art(フルイドアクリリックアート)

液体の流動性、色彩のゆらめきや溶け合う瞬間、美しいグラデーション
予想外の動きやデザインが印象深くインパクトがあり、そこが面白いアートなので
画像や動画と併せて、簡単にご紹介しますね(*’ー’*)

* Recipe *

Alcohol Ink Art(アルコールインクアート)

アルコールインクを使って描くアート

作品の特徴としては、

のブルーや、朝焼け・夕焼けなどのマジックアワーななど、
色彩が混ざり合い溶け合うグラデーションが、とても美しい平面的なアート
(作品をパネルに貼りつけたりして立体的にすることもあります)

アクセントとしてゴールドインクやメタリックインクを使います。
グラデーションだけでなく、お花や植物など、自然をモチーフにしたデザインも多いです。


アルコールインクアートは、
画材を揃えやすく、独学でお家でも簡単に始める事ができるアートなので、
今、日本で一番人気があり、急激に広まっている “フルイドアート” ではないでしょうか。

アルコールインクで有名なのが、COPIC社から出ているインクで、
アルコールインクアートだけではなく、
元々は、アニメーターや、イラストレーター、
建築インテリアなどのデザインパース等の手書きでも使われており、
日本だけでなく、世界70カ国超える国々で愛用されているインクです。

他にもインクメーカーさんはありますが
そのアルコールインク と、
アルコール濃度90%以上のアルコール液 を使用して

主にドライヤーの風や、自分の息、
描く対象物(ユポ紙やキャンバス、タイルなど)を傾けたりして
アルコール液とアルコールインクに流動性を与えて
自由に描いていく技法です。

アルコール液の表面張力と気化を利用しており、
発色やグラデーションがとにかく美しいです。

アルコールインクアートの描き方や色彩の美しさ
魅力が伝わる動画をご紹介します(^^)

北海道出身で、現在はドイツ在住の
アルコールインクアーティスト KANA さん
彼女の動画は、無料とは思えないほど丁寧な解説と作りになっていて
全体的に見やすいし、クオリティー高いです(*^▽’)g゙ood
最初、独学で始めた頃は、彼女の動画で学び練習しました!

Resin Art(レジンアート)

レジン(樹脂)を使ったアート

作品の特徴としては、

本物の海や地球、宇宙を眺めているような透明感と深みのある光を通す立体的なアート
レジン液を何層にも重ねながら、海の波打ち際の白波や、
宇宙から見た地球の大気も表現できるアート


最近、よく見かけるレジンアクセサリー小物は、
「LEDレジン」と呼ばれるもので、LED照射しないと硬化せず、
また、アクセ等、小物アクセしか作ることが出来ません。


フルイドアートで知られているレジンアートとは、
「エポキシ樹脂」と呼ばれる 2液性レジン液
(2種類のレジンを混ぜる事により自然硬化させる)
主にアクリル絵の具など、専用の液体またはパウダーを混ぜる事で色を付けたりして
何層にも重ねて深みを出し、立体的なアートを生み出すことが出来ます。
(ちなみに、レジン液自体は透明です。)


レジンは、アートとして描くだけでなく、
例えばアルコールインクアートで描いた作品表面の色劣化を防ぐ
保護コーティングとしても使われます。
透明感と光沢があり、ツヤツヤ眺めていたくなる仕上がりになります꙳.☽⋆

その応用として、
アルコールインクアートで描いた下地作品の上に、
アートレジン液を何層にも重ねて
波や大気を表現する方法もあります!
ほんと、アートって無限大∞

そして、レジンアートは私がフルイドアートと
出会ったきっかけとなったアートでもあります!

その他、レジンアートは、
キャンバスの上で描くインテリアアートだけでなく、
テーブルや、木材の家具、ガラス、インテリア家具など
大型作品まで創作できます。

レジンを何層にも重ねて、深みと透明感、差込む光も通すので、
まるで、本物の海の中にいるような気分の作品まで作れます𓂃 𓈒𓏸


レジンアートは大がかりなDIYのようで、
それなりの作業スペースが必要だったり、
材料費も創作方法も、
アルコールインクアートより難しそう&大変そうなので
後回しにしていますが。。。

レジンアートは、アルコールインクアート の先に見ている私の目標です ٩(๑•᎑•๑)۶

Fluid Acrylic Art(フルイドアクリリックアート)

アクリル絵の具を使って描くアート

作品の特徴としては、

宇宙や、惑星の渦模様、海や水辺に見られる淀んだ泡沫?、
顕微鏡で覗い細胞のようなイメージ。(^^;)

木星の大赤斑(大気渦、縞模様)なんて、まさに、「Fluid Acrylic Art」っぽい!
(NASAの画像を中心に、観測衛星や惑星探査機、宇宙望遠鏡 等がとらえた美しく驚異的な天体写真)

(これは天文写真です)

このFluid Acrylic Artが、
海外で一般的に言われている「Fluid Art」な気がします。

これまた、アーティストさんの拘りや、製作工程、
基本画材に混ぜ合わせる画材の違い等によって
下記のように、様々な呼び名があるようで。。。

  • Fluid Acrylic Paint
  • Fluid Acrylic Pouring(注ぐ) Art
  • Fluid Acrylic Flow(流れ) Art
  • Fluid Acrylic Liquid(液体)Art … etc

 前述の木星を「Acrylic Pouring」で表現するとこんな感じ

そのほか、1つの作品でも、複数の技法を実験的に合わせたり、
まさに、Mixed Media Art


そして、これも Fluid Acrylic Pouring

さいごに

Fluid Art は、
画材の違いによって大きく以下の3種類の呼び名に分かれていますが、

  1. Alcohol Ink Art(アルコールインクアート)
  2. Resin Art(レジンアート)
  3. Fluid Acrylic Art(フルイドアクリリックアート)

技法や、画材の組み合わせ、アーティストさんの拘りによって、
名称も多種多様。

自由に組み合わせ、表現し、
描く人によっても、その時の液体の流れによっても、
二度と同じ作品は生まれない
一期一会の無限の可能性を秘めた自由なアート

自由な分、「明確な答え」や「型」が無く、
偶然の様なデザインでも、自分自身で練習の中の試行錯誤から、
“コツ “ ” 感覚 “ みたいなのを掴んでいくしか無いので、
特に、「テキスト通り」「答えを求めがち」な方には
最初の内は難しいかもしれません。

やっている内に、自分でも思いがけないデザインが生み出せた瞬間、
いつの間にか枠が外れて、夢中になってることでしょう♪ヽ(´▽` )/

私のように、アート無縁で、
これまで絵を描いてこなかった人でも、
デザインセンスが無かったとしても、
アート初心者でも、それっぽい、アート作品を生み出すことができ
初めてでもチャレンジしやすい楽しいアートなので、
興味を持ったアートから気軽にはじめてみましょう٩(ˊᗜˋ*)و

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
* Recipe *