使うドライヤーの種類によって
描きやすさが劇的に変わります!!
こんにちは!
” 地球さんぽ Art Lab. ” の Rika です!(*’ー’*)ノ
ご訪問ありがとうございます♪
独学のアルコールインクアート、
ご自宅のドライヤーで始めてみたものの
SNSや動画で見るアーティストさん達のように
上手く描けない、すぐ乾いてしまう、
液体の流れ方が違う(流れない)など
悩んでる方、いませんか?
私もその一人でした。
そこで、アルコールインクアートを描いている
SNS写真や動画をよく見てみると、
髪を乾かすときに使う
この数字の「7」のようなタイプのヘアドライヤーよりも
鉛筆のように握れる
筒状の「I」タイプを使っている
アーティストさん達が多い事に気付き
はじめ、それは、アルコールインクアートの情報を検索してる時に
よく出てきた名称「ヒートガン」や
「エンボスヒーター」だと思い、買おうかどうか悩んでましたが…
これらは、特に初心者にとっては
など、
買う気を失うコメント情報が多かったので…
(実際に、使っているアーティストさん達もいらっしゃるかもしれませんが、
初心者には扱いにくいようです。)
「どうしたらいいんだ~」と一人悩みつつ、
「7」タイプのドライヤーで練習しつつ、
なかなか上達しない自分の下手さ、センスの無さ、
練習が足りないからだと、
むやみやたらに練習しては凹みを繰り返し、
やる気が失われつつありました。
それでも、やはり、
「あのように描きたい!」
という思いが捨てきれず
再度、SNSでアップされている様々な写真を
拡大して色んな方向から見直してみたら
髪をくるくるカールする時に使う
「カーリングドライヤー」ということに気付き!!
普段、ヘアアレンジをしないので、その辺のことは疎く
カーリングドライヤーとうい存在が頭に浮かびませんでした(^^;)
アルコールインクアートで描くときは、
ヘッドの櫛を外した状態で使います(写真の右側のみ)
ちなみに、私の買ったカーリングドライヤー
そして、実際に、ドライヤーの種類を変えるだけで
どれほど表現力に違いが出たかというと、
その差は一目瞭然!!
明らかに、繊細さや表現力が違います!
Before と After との間に練習はしていません。
同じ色を使って
同じデザインを描いたつもりで
変えたのはドライヤーのみ
Before 描いた直後に、
ドライヤーだけを変えて
After を描いたので
技術レベルが劇的に上がった訳でもないです!
Beforeもそれなりに「作品」といえば
それはそれで、そのような表現のデザインでも
可愛いではあります❁
でも、After は、下の写真中の矢印に示すように、
明らかに繊細な線の表現になり、
花びらの輪郭や
デザイン1つ1つの境界線がはっきりし、
ちゃんと描けてる感 があります。
好みもあるとは思いますが、
繊細な線や、形を出したい、
ある程度、イメージした「デザイン」として描きたい場合は、
カーリングドライヤー がオススメです(o^ー’)b♪
私が使っていた元々のヘアドライヤーの仕様は、
日本の電圧100Vに対して、800wの電力
(ヘアケアには最適の良いやつだと、1200wくらい)
カーリングドライヤーの仕様は、
日本の電圧100Vに対して、700wの電力
💡消費電力w数の大きさ
消費電力w数の大きさ ≠ 風量 イコールではありません。
ただ、w数が小さいと風量も少ない可能性はあります。
w数が大きいと、
✓ より高い温度の温風が出せる
✓ より強い風が出せる
ただ、
アルコールインクアートに適しているドライヤーは
風力・風量が弱い、しょぼいヤツが向いてます(^^)
*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ✩‧₊˚ ➢ 参考記事(基本画材5つ/ドライヤー)
私が元々、使っていたヘアドライヤーと
カーリングドライヤーの電力には
大きな差はありません。
では、何の違いが、この描きやすさに差を生んでるのか??
実際に描いてみた感覚、
仕上がった練習作品から推測してみるに、
下記の2点かな?と思いました。
そこで、私なりに考察してみました。
- 風向きの違い
私のヘアドライヤーは【Pic.7】に示すように、
風が広がりやすいようなヘッドが付いていて、
私は当初、ヘッドを付けたまま描いていました。
ヘッドが付いている場合、
中央と四方八方(360°全方向)
風が渦をつくりながら広がる感じ
髪を乾かすためには良さそうだが…
アルコールインクアートで描くときは、
液体が ばぁ~ と
まとまりなく逃げていきそうな広がり方。
中央から出る風が、唯一まともに当たりそう。
ヘッドを付けたまま描いたのが
↓ こちらの作品
次に、ヘアドライヤーのヘッドを外して描いたのが
↓ こちらの作品
もっと、ひどくなりました(^^;)
ドライヤーの風が出る部分の形状は、
カーリングドライヤーと同じ円状なのに、
これほど、ひどくなるのは何故か?と考えた時に
② 風が当たる面積
が考えられました。
(最初は、自分が下手になったと思いました)
- 風が当たる面積(ドライヤーから出る風の表面積の大きさ)
次に、ヘアドライヤーと
カーリングドライヤーの
風が出る部分の面積を比較してみました。
【Pic.10】に示すように
ヘアドライヤーの面積は、
カーリングドライヤーの面積の約2倍となっており
カーリングドライヤーの方が、
より、スポット的に細かく風を集中的に当てる事ができ、
デザインの補正や調整がしやすく、
外形や境界線を出しやすくなるのかなという
個人的な結論に至りました。
確かに、
ヘアドライヤーヘッド「あり」で描いている時よりも、
ヘッド「なし」で描いた時の方が(風の面積広め)、
風が無駄に広がった当たり方をしていて
全体的に伸び切ったような、
ただインクが零れて広がって乾いただけのような作品に
仕上がりました。
ヘアドライヤーヘッド「あり」で描いた時は、
外周の風は外側へ逃げるイメージだけど、
中央の狭まった円状の面積(半径)が(【Pic7】左上、ヘッド中央)、
カーリングドライヤーの面積(半径)と
ほぼ同じ大きさになっており、
その中央部分から
辛うじてまとまりのある風が出て
一部スポット的にインクやアルコールに対して
風を当てる事ができ、
広がりつつも、なんとか、花の形になろうという
ぼやっとしたお花デザインになったのだと思います(^-^)
まあ、アートは自由なので、
これが、正解のデザイン!
というのもなければ、
好みもあるので、
【Pic.9】や【Pic.11】のような
インクがこぼれて広がったのが「作品だ!」といえば
それもそのように見えてきますが!笑
ドライヤーの種類の違いによる
作品の印象の違い
描きやすさの違い
私の、試行錯誤の考察が
少しでも役に立ったら幸いです(^^)
色んな方法で、色んな表現を楽しみながら
アートな人生、楽しみましょう♪
ちなみに、【Pic.4】ドライヤーの違い(After)で引用したアートは、
数秘から算出した数字の持つ意味のカラーを使って描いたArtです。
誕生日プレゼントに喜ばれます(^-^)
(このアートカラーは、私の誕生数から算出したカラーです)
額装すると輪郭が引き締まり
高級感が出ますね(*’ー’*)